塾の先生と学校の先生の進路指導の違いについて。

「学校の三者面談で、先生に志望校を下げろと言われた」と相談されることがあります。

学校の先生によって言うことが様々なのですが、経験上厳しいことを言う先生が多いです。

今のままがんばれば十分合格できそうな成績なのに、「志望校を下げろ」と言う先生がいます。ではなぜ、学校の先生は厳しいことを言ってくるのか。その原因と対策についてお話します。

塾の先生と学校の先生の進路指導の一番の違い

一番の違いは、「今を見て話すか、未来を見て話すか」です。

塾でやる進路指導では、今の成績でどの高校へ合格できるかという話ももちろんやりますが、それよりもこれからの入試までの4ヶ月で、どれだけ成績が伸びて、その結果この高校は届く可能性があるという、学力の伸びしろを含めた話をします。

しかし、学校の先生の多くは、今の成績・偏差値だけをみて、志望校に受かる受からないという話をする先生が多いのです。

その結果、学校の先生の進路指導は厳しめの話になる傾向があります。

例えば、現在偏差値50の子が偏差値52の高校に行きたいと考えている場合、塾の先生はこれから入試までの期間を考え、どれぐらいがんばればどれぐらい成績が伸びるかがわかりますので、合格可能性は高いという話をします。もちろん勉強をちゃんとやるのが最低条件。

しかし、学校の先生の多くは、今偏差値50では52に届いてないから、その学校を受けるのはやめたほうがいい、という判断をします。

子どもたちは、学校の先生に厳しいことを言われて、受かる可能性が高い子でも落ち込んで志望校を下げてしまう子もいます。

塾の人間からすると、毎年のデータから、確実に受かるという子でもです。

非常に難しい話ではあります。学校の先生も悪気があって言っているわけではないのですが、もう少しその子のこれからのがんばりまでを含めて、進路指導をしてほしいというのが本音です。

なんだかんだで、学校の先生が言うことは、子どもたちにものすごく影響がありますから。

ただ、すべての学校の先生が今だけをみて進路指導をしているわけではありません。

ベテランの先生は比較的今後の伸びしろまで含めて進路指導する先生が多いです。

学校の先生に進路指導で厳しいことを言われた時の対策法

じゃあ、学校の先生に厳しいことを言われたらどうしたらいいの?と思われるでしょう。

その答えは、「あまり気にしない」ということです。

塾生には、「学校の先生に厳しいことを言われても気にせず、がんばりましょう」と言ってます。

塾に通っている人は、学校の先生に進路指導で厳しい話をされた場合、塾の先生に相談してみましょう。

塾に通っていない人は、学校でやっているテストではない外部の模擬試験を受けてみましょう。福岡県ではフクトという模擬試験があります。その模試の結果で、志望校をどこにするか判断するのが賢明です。

塾の先生も学校の先生も、子どもたちのために一生懸命なのに違いはありません。

今のテスト結果や偏差値はただの数字。結局は、入試までコツコツ勉強することには変わりありませんからね。